江戸川区瑞江そら歯科医院 浜松です。東京は暑い日が続いていますが、西日本や広島では大雨で大変な被害が出ています。
特に今回、広島の大雨による土砂災害では多くの方が亡くなったり、行方不明のままです。
被害に遭われた方には心よりお見舞いを申し上げます。
私は島根出身ですが、母は広島の出身であり、叔父が2人そして遠い親戚を含めるとおそらく
100名近くが広島市内に住んでいます。
友人を含めると、その数はさらに数十人加算されるでしょう。
そんな、私にとって身近な街広島がこんな事になって本当に心を痛めています。
広島と言う地形について私がああだ、こうだ言ってもテレビで十分情報が伝えられていますから
割愛しますが・・・、とにかく狭い平地にたくさんの人が住んでおり、さらなる需要を満たすべく宅地開発
をする為に、多くの山々が崩され無理やり居住地域に整理されました。
私はそれこそ0歳から毎年広島には行っていましたから、その変化の具合をつぶさに見て来たわけです。
結局、どんなに科学技術や建築技術が進歩したり、優れた地盤工事がなされても自然の脅威に
打ち勝つまでの事は、いまだ出来ないのだと言う事実がはっきりしたことになります。
想定をはるかに超えた自然の猛威の前では、人間の知恵や技術はいまだ太刀打ちが出来ないと!!
だからこそ我々は、もっと謙虚に自然と向き合い、発信される情報に素直に従う必要があるのかも
しれません。
とにかく身の安全を確保する事が大事でしょう。
建築、行政、役所その他各種団体も、自然と毎年起こる事実に真摯に対峙し、モラルを今一度
見つめ直す必要があるかもしれません。
実は、我々歯科業界も次元や種類は違いますが同じ事を突きつけられています。
どんなに基礎実験がなされても、予測不能な事態と言うのは必ず起こるのだと肝に銘じたいと
思います。

おしまい






