
東京は暑い日が続いておりますが、帰省した地元島根はあいにくの天気でありました。
今回、昨年他界した父の新盆を今年は行ったわけですが、涼しかったので喪服姿も何とか
耐えられた感じでしたね。
1年に一回でも父を深く思い返し、家族で様々な昔話を出来た事は非常になつかしくもあり、
父への感謝の念を改めて心に刻む事が出来た事は素直に良かったかなと思います。
さて、話は変わりまして
親戚にいる医者の一人と酒を飲み交わすのが、盆の恒例行事となっているわけですが、
彼が今年の話題の1つの中で、強く言っていたことが印象に残っていますので紹介します。
インプラントって認定医制にした方が良いんじゃないかな、ところでおまえはインプラントやってん
だろうけど、どの程度までやってんの?
俺、やってるけど安全性を重視しているから無理はしないようにしてるよ!!
だってさ、欠損の過程が不明な症例や明らかに難易度の高い症例は患者さんも俺もリスクを
背負っちゃうからさ!
俺は、そう言ったポリシーだけど。
何で?
インプラントって夢のような修復法だと思っていたけど、最近あれじゃん
ん、問題になっているってこと?
そう!もっと明確な基準や、生存率の公表が必要だなって強く思うんだよね。
ガンみたいにって事?
そうだよ。
難しいね、歯医者は基本個人でやっている人が多いから把握しずらいんじゃないかな~。
しかも、成功したら来なくなっちゃう患者さんも多いからね。
報告義務もないし、医科の病院みたいに不採算でも助成で助けてくれるシステムは
ないから、経営的な事も影響しているんじゃないかな~。
でも、グローバルスタンダードの統一は必要なのかもしれないけどね!
そこが歯科のダメなとこなんだよ!しっかりしないと。
グサっとくること言うね。
でも言われるのは、一理あるよな~と思いながら反論をしつつ、話は他の話題も入り乱れて
朝4時まで続いたのでした。
おしまい