そら歯科医院ブログBLOG

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2014.04.15更新

2014.4.15 江戸川区瑞江そら歯科医院 浜松です。


今日は、さわやか~な良い天気です
こんな天候が続いてくれると良いですよね!!


さて、今日のテーマは顎関節症と顎関節脱臼です。


関節脱臼には、亜脱臼と完全脱臼があります。

だいたいの方が訴えてこられるのが、亜脱臼で、関節結節を乗り越えてしまうかしまわないかの
きわどい状態の場合だと思われます。

原因は、生まれながらに関節に解剖的構造の問題をお持ちか、顎に負担がかかるような悪い生活習慣
が慣例化している方かの2パターンです。

悪い習慣とは、頬杖を突いたり、食事姿勢が悪かったり、だらだらと寝そべってばかりいて体幹維持が
ままならないような生活を続けている事を指します。

顎に過剰な負荷が常にかかっているか、正常な筋機能が発揮できない人が起こり易いと言えるでしょう。


歯科的に問題になるのは、臼歯(奥歯)ないまま偏った咀嚼をしながら食事をしている方々でしょうか。
これらの方々は、同時に顎関節症にもなり易い群に含まれます。

咀嚼開閉運動とは、顎関節を支点に各咀嚼開閉筋が正常に機能して、それを28本の歯がバランスよく
受け止める一連の動きを言います。

したがって、顎に異常がある場合も関節症になるし、咀嚼筋に過剰な緊張負荷がかかっても関節症
になりますし、歯列や噛み合わせ、歯の本数に異常があっても間接的に顎関節症になります。

トータルバランスが崩れ、どこかに集中して負荷がかかり続けると発症するわけです。
この、かかり続けると言うところがみそでありまして、その原因はさまざまである事が予測できます。

ある人は、歯ぎしりや喰いしばりが原因でしょう。
またある人は、悪い姿勢や悪い生活、食習慣が原因でしょう。
そのほかにも、歯の欠損が原因の人もいるでしょうし、先天的関節疾患を有する人もいるでしょう。

原因がはっきりすれば、それを改善していけば良いわけです。

歯が悪ければしっかり噛み合わせを治せば良いと思いますし、喰いしばりが原因なら喰いしばりを
減らす対策を講じなくてはなりません。
生活習慣がや姿勢に問題があるなら、直していく必要があります。


一つはっきりと言えるのは、顎関節症は歯だけが原因で生じるわけではないので、
慎重にあせらず原因を突き止めて治して行くことでしょうね。


おしまい


次回は、スマイルデンチャー(バネなし)の適応症のお話しをいたします。

投稿者: そら歯科医院

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