そら歯科医院ブログBLOG

spcontel.png

2014.03.31更新

2014.3.31 江戸川区瑞江 そら歯科医院 浜松です。



今日は非常に風の強い日です。
花粉症の私、つらいかも・・・・


さて、先日定例勉強会に行ってまいりました。

テーマはインプラント(ここまで出来る低侵襲インプラント)でした。

インプラントと言うと、NHKや各社マスコミが、数年前からこぞってネガティブキャンペーンを行って
いる影響が大きく、希望する患者さんが激減しております。

大げさに伝えないとインパクトに欠ける為、インプラントイコール悪、勧める歯医者イコール悪い歯医者
&儲け主義歯医者と、歯科のイメージが皆さまには刷り込まれてしまいましたが、適材適所で用いれば
失敗が少なく、成功率の高い修復技術である事は間違いのないところであります。

ただし、何でもそうですがすべての歯医者が技術的にもモラル的にも同じレベルでは決してありません。

言いにくいですが、確かに優劣は存在します。

ですが、しっかり勉強を積んで欠損修復の見識と経験技術がある歯医者が、詳しく診査診断をして
良い治療法の1つですと説明をしたのであれば、それは信じても良いのではないかと思われます。


私は、ホームページでも謳っているように決して積極的にインプラントをする歯医者ではありませんし、
無理にしようとは心底考えておりません。

それには理由があり、過去から現在に至るインプラント治療に疑問を持ち続けてきたためであります。

多くの歯科医師は、
なぜ、無理なインプラントを勧めるのか?
なぜ、患者さんにとって大変な外科手術を善と考えてしまうのか?
なぜ、従来の治療では無理と諦めてしまうそか?
なぜ、業者とインストラクターがインプラント万能だと言う事を信じてしまうのか?

過去の自分の経験や知識、技術、歯科医師としてのモラルそれらを総合的に考えても見ても
到底理解できない部分がありましたから・・・。

したがって、適した方にはシンプルインプラントを私は勧めるし、それ以上はやらないと心に誓ってきた
訳です。
先日の講習で講師をつとめられた昭和大学インプラントセンター教授の尾関先生は、見事に私の
考えに合致していましたし、納得のいく講演であったので嬉しく感じました。

どんなに優れた術式も高度になればなるほど、エラーが出ますしそのエラーに気がつきにくい
ものです。
そして、リカバリーが難しい上に痛みや精神的な苦痛を強いられます。
そのような大きなダメージと強い痛みを、患者さんに強いる治療は極力やりたくないのです。

私は私を客観的にみてみると、難しいインプラント治療のスキルに、私自身のスキルの限界を感じるし、
自信を持って提供できないと思っています。


しかし、すべてのインプラント医を否定しているわけではなく、難症例も積極果敢にやって下さる
スペシャリストも必要ですし、望んでいる患者さんの為にもスペシャリストがいないと道が開けない
事も重々承知です。

ですが、こんなに多くの歯科医が難しい事をする必要性はないと思います。

毎日の、一般治療の精度を高く保ち続けることも大変なのになあと感じていると言うのに!!


とにかく、低侵襲のインプラント治療は痛みが少なく、機能すると言う事が示された事は患者さんに
とっても、我々歯科医にとっても朗報であると感じました。


帰りに、夜桜を見たので写真をアップしますね。

靖国神社前




土曜日の時点で、結構咲いていました。

今日、明日くらいがピークかもしれませんね



今日は硬くなりました。
おしまい

投稿者: そら歯科医院

そら歯科医院ブログ

Doctor's File

Facebook


24時間ネット予約

TEL:03-5636-0963 お問い合わせはこちら