江戸川区瑞江 そら歯科医院 浜松です。イヤー今日は風が強いですね！！
最近、やたら強い風が吹きますね。
春は風が吹きやすいのですが、異常ですよね～
毎日診療を行っていますが、ここのところ歯根破折がすごく多いように感じます。
歯根破折の主な原因は、硬いものを噛んだときに力が歯の表面から修復物を通じて
象牙質に圧縮揃断力が一気集中して加わることで起こるのですが、
何でこんなに簡単に歯が割れちゃうのでしょうかね？
不思議でしょうがない！！！
虫歯や歯周病で歯を抜くより、医原病的な要素もあるだけにショックが大きいのです。
歯を磨かないから悪くなるのもしょうが無いよね、とは言えませんし・・・・・・。
ちゃんと咬む為、噛めるために作ったはずの修復物が破折に関与している！？
複雑な心境です。
歯を取り巻く歯周環境や歯自体の質や強度が、食生活の変化や運動能力の低下
（咀嚼運動自体をしなくなったこと）により酸化しやすく、噛む機会が減った事で
弱まって来たのか？
それとも、修復材の進歩がかえって歯に悪影響を与えているのか？
今は昔の修復材より総体的に表面が硬く作られ、接着材も硬化度の強いものが多く用いられて
いますからね。
もしそうだとしたら、考え直さなければいけないかもです。
左が直近の破折画像、右は１年前の画像（すでに怪しい）
第一大臼歯の近心根が縦破折しています。
化膿して咬む事もできませんし、自発痛もある為
近心根を分割抜歯しました。
傷が治ったらブリッジで再修復予定ですが、５年以上もってくれるか心配です。
おしまい
