そら歯科医院ブログBLOG

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2012.06.05更新

2012.6.5  江戸川区瑞江 そら歯科医院 浜松です。


今日は修復物を作る際の、様々な過程と確認についてお話します。


まず、セットアップ模型から行きましょう。

この方は左下1本、右下3本欠損で義歯かインプラントか悩まれています。

様々なシュミレーションソフトや説明用ツールをお見せしてお話もしますが、

完成後の状態をチェックしていただくには、分かりやすくて良いのではないか

と思います。

歯の植立方向や大きさが手にとって見れますので、イメージしやすいのでは

ないでしょうか!

セットアップ模型とは完成時のイメージを伝えるツールの1つです。


次に前歯の場合です。


前歯は審美性をシビアに表現、再現しないといけません。

したがって、より慎重にさまざまな情報収集が必要です。

色調と形態は患者さんにマッチしてこそ美しくナチュラルに見える

わけです。

ですから、事前にセットアップ模型でイメージしてもらったり、仮歯で

イメージしてもらったりします。

歯を支台形成し、完成前に試適を行う場合もあります。

その時に、形態の最終チェックをします。(上写真)

患者さんのイメージ術者のイメージのすり合わせ行うわけです。

術者が良いと思っても患者さんが気に食わない場合も十分考えられますので

ここのチェックも非常に重要なポイントとなります。

よりリアルに口腔内を再現する為には、歯肉に見立てたガム模型で歯本来の

ナチュラルさを確認するとよいですね。 


そして最後に色合わせを行います。(詳しい事は割愛します)

様々な過程を経て作られるセラミックスの修復物は、その患者さんの

為のオリジナルでオーダーメイドなものとなり、既製品をカスタマイズするのとは

全然違うものが出来上がるのです。


参考にしてください。


おしまい。



投稿者: そら歯科医院

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