江戸川区瑞江 そら歯科医院 浜松です。今日も朝から良い天気です。
こんな日はどこか出掛けたいですね～。
しかし、仕事休むわけにはいきません。がんばらなくちゃです！
さて、今日は入れ歯の設計に関してちょっとだけお話します。
上顎６歯残存症例です。
歯冠修復を3歯行いました。左上２本はゴールドクラウン、右上奥は
磁性アタッチメントです。（ちなみに写真で見ると左右逆です）
各歯にレストシートと言う義歯の沈み込み防止のための凹みをこしらえます。
そして着脱方向を定めなくてはいけません。
これらは、支台歯を守る上で極めて重要です。
それからバネの種類を決めて、強度がありたわまない金属フレームで
義歯全体を補強します。
このたわまないという事も大切ですね～！！
義歯の良否は、強度があり、歯を揺さぶるような動きを抑え込み、歯肉に
圧力が均等にかかり、着脱に無理がなく、清掃しやすい。
これが全てです。
詳しい話は長くなりますが、このポイントが満たせない為に様々なトラブルが発生するのです。
こちらの設計ですが、支台歯の条件が盤石ではありませんので
リコールを欠かさず、咬合力をコントロールし、清掃状態をチェックしています。
完璧な設計ではありませんが、最善を尽くした症例です。
おしまい
