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2010.10.12更新

10/12(火)連休明けの午前中、12年前に上顎9本のメタルボンドをセットした患者さんが検診で来院されました。
かなり、ブラキシズム(歯ぎしり)がすごい方で、歯の摩耗は尋常ではなく、今後のメンテ、歯の状態維持に不安を感じています。
マウスピースの装着を守ってもらったりもしてますが、咬合力に耐えるため、歯の整列が 乱れつつあります。
歯の喪失リスク、高い順に歯周病、虫歯、強い咬合力です。みなさんも、不思議に思われるでしょうが噛むのが悪いの? いえいえ
誤解のないように言いますが、あくまでも生体が許容できない異常咬合のことです。
体ってなぜか、一定の刺激を超えると、異物と認知してしまうのです。 癌もそうですよね!

前と今の比較の繰り返しで、悪化を予測して早期解決を目指す!
それも検診の目的です。

しかし悪くなっていても、経過観察する場合もあります。
実際には、患者さん相手ですから、やった治療をやり直すのは申し訳ないし、説得するのは勇気がいる
のです。
 だから臨床は、いろんな意味で奥が深く難しい! 
治療だけをやれば良いわけではありません、良いことも悪いことも受け止め、将来に向けて耳障りな
事実も伝えなければなりません。 それも仕事の1つですから。

そして、再治療をすると決めたらしっかりやらなければいけません。時間をかけてでも・・・

投稿者: そら歯科医院

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