そら歯科医院ブログBLOG

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2013.08.31更新

2013.8.31 江戸川区瑞江 そら歯科医院 浜松です。


台風の影響か?
大変蒸し暑い日がここ数日続いております。

みなさん、体調管理は大丈夫でしょうか?
私は、夏バテ気味です。


さて、今日は数ある歯科のアレルギ―症状の中から、金属アレルギーについて
お話をしたいと思います。


では、金属アレルギーとは何ぞや?
簡単に言うと、歯科材料である金属が原因で起こるアレルギー疾患の総称です。

症状は、金属を歯に入れてから口腔内に扁平たいせんが出来たり、口唇炎口内炎を繰り返し
起こすようになったがまず1つ。

他には、手のひらや足の裏に皮膚炎が出来た。又は、全身に紅斑や湿疹が出来た。
等が2つ目ですが、いずれも治療後多少のタイムラグがあります。

したがって、時間や日にちが経過してからの発症ですから、金属アレルギーだと気付かない
ケースが多いのが特徴です。

また、歯の修復治療では今のところ何ともないが、時計や、イヤリング、ネックレス、ベルト等金属が
肌に触れると、その周囲がかゆくなったり湿疹、紅斑が出来てしまう方は、今後上記のような
諸症状が出る可能性が十分にありますから、注意が必要でしょう。


では、症状が出てしまったらどうすればよいのか?

まずは、どの修復物を最後に入れたか
金属の種類は統一されているか

それらをヒアリングして、陽性金属を確定する為に、パッチテストを行います。

陽性金属が判明したら、これは重症度にもよりますが、該当する口腔内の全金属を撤去しなければ
症状の改善は見込めません。

そして、撤去した部分は再修復しませんと虫歯や歯周病、噛み合わせ、審美性に影響が
出ますので、金属以外の何かを使って修復していくことになります。


患者さんにとっては非常に重労働になってしまいますが、原因が除去されるわけですから
症状の改善は劇的です。


何かとアレルギーに気を使わないといけないし、アレルギー体質の人が増えている
昨今、参考になれば幸いです。

ちなみに、女性の発症率が高いのが特徴です。

おしまい






投稿者: そら歯科医院

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