2013.6.21 江戸川区瑞江 そら歯科医院 浜松です。
いや~今週は雨が多くて、ジメジメしていますね。
体調管理に気をつけましょう
あと、食中毒にも注意ですね。
さて、入れ歯のお話を今日はしていきますよ!!
特に少数残存歯で、その歯を有効利用できそうな場合の設計で、総入れ歯にした方が
有利な磁石についての解説です。
そもそも、歯科分野で使われる磁石には、大きさや磁力に限界や制限がある事を、ご認識して
頂いたうえで参考にして下さい。
それぞれの歯には、断面にした場合の大きさがあります。
植立方向や傾きによって、設計の難易度が変わります。
また、骨植(しっかりしてるかどうか)良い歯で無いと意味が無い事も覚えておきましょう。
歯周病でグラグラした歯を利用しても、先が知れている。
すなわち、十分な効力が期待できないという事です。
しかし、1本もしくは2本、3本ばらばらに歯が残っていて、それでも何とか硬いものが噛みたい、
見た目も悪くない義歯を作りたいと思ってらっしゃるなら一考してみてください。
高機能的で審美的設計がしずらい場合など、思い切って総入れ歯にし、歯並びを整え、
歯と入れ歯にそれぞれ磁石を組み込むという方法を用いますと、思いのほか良い結果
が得られる事を、多々経験してきました。
入れ歯もちょっと小さくする事が出来る為、総入れ歯の割には装着感が良いという利点も
あるし、バネで歯を横揺れさせない為、歯の寿命も延ばす事が出来ます。
もちろん、審美的です。
こんな状態の歯で大丈夫かしら
でも、食事や会話も、入れ歯である事を気にせず過ごす事が出来たら嬉しいな~
そんな方にうってつけの方法だと思います。
ただし、歯の神経を抜いて根元に磁石の一方をつけないといけない事!
歯の清掃をおろそかにしない事!
これが必要十分条件です。
これが根面板と真中部分が磁石のキーパーです。
反対側の入れ歯側にもう一方の磁性体が入り、パチリと収まります。
以上です。
興味がありましたら、ご相談ください。
おしまい
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