2013.1.24 江戸川区瑞江 そら歯科医院 浜松です。
そら歯科医院は、多くの学童期の子供を定期検診で見ています。
なぜなら、幼児期からカリエスフリーを目指して親御さんと子供の歯を虫歯から
守ろうと思っているからです。
そして、虫歯の悪化によって歯の実質欠損を生じた為に、本来あるべきスペースが変化し
歯列不正を起こさないようにする為です。
最初で触れたカリエスフリーにするという事は、根気と努力そして宿主側の耐性も関係しますが
検診を続ければ、ひどい状態には決してなりません。
ですから、学童期になって虫歯が出来そうな状態になっている子供たちを見ると、本当に
つらくなります。
悲しい現実を突きつけられる事も結構あります。(今まで大丈夫だったのに)
この患者さんは2年生です。
上の前歯が2本、下の前歯が4本出ています。
至って平均的なはえ換わりなのですが、よ~く前歯の根元を見て下さい。
プラークだらけでエナメル質の一部が白濁し、初期虫歯になっています。
そして、歯肉も腫れて歯肉炎状態です。
一部の子だけがこうなっているのではなく、思ったより多くの子が前歯の
プラークコントロールが不十分で、写真と同じ様になっているのが現状です。
検診のたびに、何度も何度もブラッシング指導をしているのですがね~。
それでも、私は子供たちの口腔の健全を守る為に諦めずに戦います。
そら歯科医院に通院してくれた子供たちが将来、虫歯や歯周病で悩まなくても
良いようにね
それが私の仕事ですから。
おしまい
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