江戸川区瑞江 そら歯科医院 院長浜松です。
今日運は顎関節症のお話をいたします。
顎関節症とは、口が十分に開かなくなったり、開きずらい状態が続き、
開閉口時に痛みを伴う、また開け閉めするたびにゴキゴキ、カクカク
音がなる。
以上の症状が、2つ又は3つ当てはまる場合の方は要注意です。
しかも、一時的に改善するも年一で発症する人は治療が必要です。
完全に関節が器質的異常をきたしていると思われます。
普通は、何か尋常でない負荷がかかり、関節がそれに耐えられなくなり
何らかの症状が顎に出てきますが、安静にすることで運動障害や痛みは軽減し
1週間から１０日で治ってしまいます。
所が、負荷が日常的に耐えられない範囲かかっている場合は、その負荷を
軽減する生活習慣に変えるなり、運動制限をしなくては治りません。
噛んで鍛えるのは逆効果です。
とにかく安静。無理な咀嚼運動を控える事が何より重要になります。
人は、毎日食事を採り、話し、笑い、噛みしめます。
無理をするなと言うのが無理な場所です。
ですから、必要以上に意識して安静にしなければ治りません。
また、器質異常（関節円盤のずれ）がある場合には、マウスピースの着用も
必要です。
何かとストレスがかかり、歯ぎしりをギリギリしている現代人。
特に筋力の無い、悪い姿勢の女性に発症しやすい病気です。
当てはまる方、甘く見てはいけませんよ！
