江戸川区瑞江 そら歯科医院 院長浜松です。
今日はインプラントに対する患者さんの気持ちや、評価について
お話の中で良く聞く内容を紹介しつつ、私の意見を述べてみたいと思います。
インプラントは１歯欠損から総入れ歯まで対応できる、欠損修復装置であるのは
言うまでもありません。
審美性と咀嚼効率を高い次元で回復出来るという点では、他の修復装置は足元にも
及びませんから！。
しかしながら、インプラント治療を受けた患者さんが必ずしもインプラントを絶賛し、知り合い
にも薦めているかと言うと、そうでは無いようなのです。
お話をうかがって一番多く聞かれる内容が、とにかく痛くて相当の苦痛を味わったという
ネガティブな事実です。
それは、私のところにいらした患者さんが、知り合いでインプラント治療を受けた事がある
方から聞いた率直な感想を、問診時に私に話された真実にもとずく話なので困ってしまい
ます。そのことに対して反論もできませんし。
しかし多いな～
年間、おなじ様な答えをされる患者さんが１０名はいますので、相当な数だと思われます。
なぜなら、インプラント治療を患者さんに薦める事自体がさほど多くは無いから、なおさら
なのです。
私たち歯医者は、患者さんに良かれと思って提供している治療が、実は結果的に歓迎され
ていないのでは無いか、そう思われてしょうがありません。
過剰診療はごめんだよ。そう言われているような感じがしています。
決して行きすぎた診療行為が横行しているとは思いませんが、このままで良いと考えるのは
歯科医の思いあがりかもしれません。
そうでなければ、インプラント治療を受けた方が素直に喜ぶはずですからね。
そうですよね？
