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2010.11.11更新

2010.11.11木曜日
今日は虫歯予防に、絶対的効果をもたらすフッ化物(フッ素)
についてお話をいたします。

身近な虫歯予防として、以前キシリトールのお話をしましたが、
フッ素は、歯科医院で塗りこんだり、歯磨き剤で毎日使用したり
食事から摂取したり、水道水を飲んだりと、私たちは意外に
様々な方面から取り入れています。

(私見ですが、水道水に含有されるフッ素濃度を高める事が一番
効き目が出るのではないかと思っています。)

しかし、むやみに濃度を高めると他の臓器や組織に影響が出ますので
そのあたりは注意が必要なのも事実です。

キシリトールにも、もちろん虫歯予防効果はありますが、フッ素はさらに
高い効果が期待できます。

では、なぜフッ素が歯に良いのかと言うと、

歯の主成分は、ハイドロキシアパタイトから出来ています。
リンやカルシウムの結晶体なのですが、フッ素はリンやカルシウムとの
相性がよく、ハイドロキシアパタイトをすごく強固なものにしてくれる性質が
あります。

したがって、歯が虫歯菌をよせつけない強い組織と化す、手助けをする
事が出来るのです。

この特性がフッ素を重用する最大の理由であり、その効果は長年の取り組み
から実証されています。

12歳児の虫歯罹患が1本を切っている県も見られますが、これは、歯科医と
行政が、一貫して虫歯予防に取り組んだ姿勢の結果だと思います。

これからも、我々歯科医は虫歯0を目指して頑張りますので、みなさんも協力
してください、お願いします。

投稿者: そら歯科医院

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